中国のAI開発会社DeepSeekは9月10日(現地時間)、新モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」を発表しました。同モデルは新しいアーキテクチャや学習方法を採用することで、同社のフラッグシップモデル「DeepSeek-V4-Pro」や、米OpenAIの「GPT-5.6 Sol」、米Anthropicの「Claude Opus 5」などの性能を一部超えると述べています。
DeepSeek-V4.1-Flashは、入力内容に応じてモデルの一部だけを動かすことで処理効率を高めるMoE(Mixture-of-Experts)を採用したマルチモーダルモデルで、全体のパラメータ数は5520億(552B)です。データ入力におけるコスト効率を向上させる新しいアーキテクチャを採用し、過去の計算内容を保持して再利用する「KVキャッシュ」の量を削減したことで、入力時の利用料金を削減できるとしています。
この新モデルの発表に伴い、DeepSeekは同日付けでAPI料金の値下げを適用します。新料金設定では、オフピーク時の入力コストが、キャッシュヒット時で0.003ドル(旧料金は0.007ドル)、キャッシュミス時で0.15ドル(旧料金は0.22ドル)となり、出力は0.6ドル(旧料金は0.66ドル)です。なお、ピーク時はこれらの2倍の料金が適用されます。
出典:
- 「DeepSeek-V4.1-Flash」発表 値上げから一転「より低コストでフラッグシップ超え」うたう(ITmedia AI+、2026-09-10)
- Hugging Faceのモデルページ