Microsoftは、9月のパッチリリースにおいて、約972件(ChromiumベースのEdgeを含む場合は997件)の脆弱性を修正したと発表しました。このうち112件は「緊急(Critical)」と判定される重大なものです。同社の今年度の脆弱性修正数は2,760件に達しており、これは昨年度の2倍以上のペースです。

今回の修正には、Windows Updateサービスにおける2つのゼロデイ脆弱性(CVE-2026-81963およびCVE-2026-85880)が含まれています。また、ユーザーの操作を必要とせずに感染を広げる恐れのある「ワーム」としての性質を持つ脆弱性も、少なくとも20件確認されています。

こうした脆弱性の急増を背景に、OpenAIやAnthropic、Google、Microsoftなどの企業は、AIを活用したサイバー攻撃の増大に警鐘を鳴らす共同書簡を公開しています。書簡では、AIによる脆弱性発見の効率化が進む一方で、攻撃側もAIを利用して高度な攻撃を行うリスクが高まっているとして、防御側におけるAI技術の活用と、重要なインフラへの迅速な対策を呼びかけています。


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