NECは、AIが全社員の役割を担う新組織「コーポレートAI・Workforce部門」を8月1日付で新設しました。同部門では、自律的に動くAIエージェントが「AI部門長」「AIボード(CxO機能)」「AIマネジャー」「AI社員」の4つの階層に分かれ、連携してタスクをこなします。
ITmedia AI+によれば、社内での実証実験において、経営分析やシミュレーション、リスクの予兆検知などの業務時間を従来の約7分の1に削減したとしています。AIの動きは「AI統合マネジメントコックピット」を通じてリアルタイムで可視化され、最終的な評価や意思決定、ガバナンスについては人間が担う仕組みです。
同社は、AIのパフォーマンスを向上させるため、AI同士で「1on1」を行う仕組みや、AIに対する「ストレスチェック」を定期的に実施していると説明しています。これらは、社内規定などを組み込む「オンボーディング」といった人間向けの仕組みをAIに応用したものです。
NECは2030年に向けた「AIネイティブカンパニー」への移行を掲げており、同部門で培ったノウハウを、顧客向けソリューション「BluStellar」のメニューの一つとして展開する方針です。
出典:
- NECが明かす「AIだけの部署」の実態 AI同士で1on1、ストレスチェックで“悩み”も可視化(ITmedia AI+、2026-09-11)