OpenAIは2026年9月8日、次世代のAIモデル「GPT-6 Astra」を発表しました。Astraは、コンピュータ操作、ウェブブラウジング、ソフトウェアエンジニアリング、サイバーセキュリティなどの分野で、最先端の性能を持つとしています。
本モデルは、ユーザーの意図を理解する能力と行動の整合性が向上しており、オンラインフォームへの入力やCRMの記録更新、カレンダーの整理といった定型業務を自律的にこなすことが可能です。また、専門的な業務として、ウェブサイトのフロントエンドQA(品質保証)や、ソフトウェアのインストールとテスト、トラブルシューティングなども支援します。OSWorld 2.0を用いたシミュレーションでは、前世代のGPT-5.6 Solと比較して、タスクあたりの処理時間を約47%短縮したことが示されました。
サイバーセキュリティの分野では、脆弱性を悪用してプログラムを実行する能力を評価するExploitBenchにおいて100%のスコアを記録しています。内部評価では、既知の脆弱性を用いてブラウザでの任意コード実行や、OSでの権限昇格を行う能力が確認されました。これに対し、OpenAIは、モデルが意図しない範囲のタスクを実行しないよう、安全性に関する保護機能を強化しています。
GPT-6 Astraは、本日より一部の組織向けにロールアウトが開始され、今後数日以内にChatGPT Plus、Pro、Business、Enterprise、およびOpenAI APIを通じて利用可能になる予定です。また、Microsoft AzureやAWS Bedrockからも提供されます。
出典:
- OpenAI「GPT-6 Astra」発表 Codexのコーディングは前世代からどれだけ進化?(ITmedia AI+、2026-09-08)
- OpenAI 公式ブログ