東京を拠点とするAIスタートアップのSakana AIは、同社のFuguオーケストレーションシステムのアップデートであるFugu MaxとFugu Ultra v2のリリースを発表しました。Fuguシリーズは、複数のクローズドモデルおよびオープンウェイトモデルをオーケストレートして特定のタスクを実行するように設計されており、各要件に最も効率的なモデルを利用することで、単一モデルを上回るパフォーマンスを実現することを目指しています。
Fugu Ultra v2は、自律的な実行の限界を押し広げるハイパフォーマンス版として位置付けられています。Sakana AIによると、同モデルはコーディングや視覚的推論などの複雑なタスクにおいて優れた性能を発揮するとのことです。例えば、Chartographyベンチマークにおいて48.3のスコアを記録し、Claude Fable 5およびOpus 5を上回りました。特筆すべき点として、Fugu Ultra v2は、エージェントプール内のモデルとしてClaude Fable 5.1やGPT-6 Astraなどのモデルに依存することなく、これらの結果を達成しているとしています。
Fugu Maxは、コスト効率の拡大と利用可能なモデルの範囲の拡充に焦点を当てています。NVIDIA Nemotronファミリーを含む、より多様なオープンウェイトモデルや専門化されたモデルを統合することで、ユーザーは単一モデルのプロバイダーよりも大幅に低いコストで、フロンティア級の結果を得ることが可能になります。
Fugu MaxとFugu Ultra v2は、ともにOpenAI互換APIを通じて利用可能です。既存のFuguアーキテクチャのユーザーは、パラメータを1行変更するだけでアップグレードが可能です。
情報源:
- Sakana AIが複数モデルの使い分けでGPT-6 Astra超えを達成する「Fugu Ultra v2」をリリース&コスパに優れた「Fugu Max」も登場 (GIGAZINE, 2026-09-14)
- Sakana AI