OpenAIは、自社開発した初の推論専用ASIC「Jalapeño(ハラペーニョ)」のテスト結果を発表しました。同社によると、既存のハードウェアシステムでは困難だった処理量の最大化(スループット)と応答速度の高速化(低レイテンシ)の両立を、単一のアーキテクチャで実現しているとしています。

OpenAIは、SemiAnalysisのベンチマーク「InferenceX」を用いたテストにおいて、GPT-OSS 120B、DeepSeek R1 670B、Kimi K2.5 1Tの各公開モデルにおいて、ピークスループット時のワット当たりAI処理量が1.5〜1.9倍、エンドツーエンドのレイテンシが1.7〜3.6倍低減したと発表しました。また、インタラクティブ性が求められるワークロードでは2.1〜4.1倍の性能向上を示しています。

開発プロセスにおいては、設計段階から自社のAIモデルやコーディングツールを活用することで、設計着手からテープアウトまでを約9ヶ月で完了したとしています。OpenAIは2026年内に、同チップを自社のコンピューティングインフラへ導入を開始する予定です。


出典:


出典: