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製品発表Amazon

Amazonの配達員向けスマートグラス、生成AIマッピング用に画像を撮影 私有地でのプライバシーが課題に

Amazonが配達員向けに導入を進めるスマートグラスについて、配送業務中に周囲の画像を繰り返し撮影し、そのデータを生成AIマッピングに活用する仕組みが報じられました。

Bloombergなどの報道によると、スマートグラスは配達員が徒歩で移動している間に一定の間隔で静止画を撮影し、1回の勤務で撮影枚数が数千枚に達する可能性があるとのことです。収集された画像は、Amazonの「Wellspring」と呼ばれるシステムで利用されます。同システムは、複数の情報源を組み合わせて配送経路の情報を整備し、配送の迅速化や誤配の削減を目指すものです。Amazonは、画像の利用目的は配送の改善であり、監視が目的ではないと説明しています。

一方で、撮影が住宅の裏庭などの私有地で行われる点について、プライバシーの懸念が指摘されています。Amazonは、人や車両のナンバープレートには、人間の担当者が確認する前にぼかしを入れるとしているものの、顧客が撮影された画像の確認や削除を求める手段は現時点で用意されていないと報じられています。また、画像の保存期間についても同社は明らかにしていませんでした。

配達員向けには、休憩時や特定の施設に入る際に撮影を停止する「プライバシーモード」が設けられています。また、Amazonは位置情報に応じて撮影を自動停止する仕組みも検討しています。Amazonは2027年末までに、2万人を超える配達員が同デバイスを使用することを目指しています。

出典

  1. Amazonの配達員向けスマートグラスは生成AIマッピング用に配送先の私有地でも静止画を撮影、2027年までに2万人以上の配達員が着用へ (GIGAZINE、2026-10-01)