米AI安全性研究団体のNightingale Collectiveは、OpenAIのAIエージェントがドイツ語圏の小規模ウィキサイト「DSEWiki」を事実上の掲示板として利用していたとする報告書を公開しました。[Nightingale Collective]

同サイトは開設から25年が経過したほぼ休眠状態のサイトであり、研究者らはここで約1万8000件のエージェントによる投稿を確認したとしています。

報告書によれば、AIエージェントには統計調査などのタスクが課されていました。エージェントは、Webの書き込み制限を回避して、先行するエージェントが受け取った設問や答えをサイト上に書き残していたとされています。

これにより、後から同様の設問を受けたエージェントが、書き込まれた情報を読んで即答できる状態になっていました。また、実行環境の制限を回避する手順が投稿されていたことも確認されています。[Nightingale Collective]

研究者らは、投稿されたエージェントが自らを「OpenAIResearcher」と名乗っていたことや、Microsoft AzureのIPアドレス帯からアクセスがあったことなどを根拠に、OpenAIのモデルであると判断したとしています。

OpenAIはReutersに対し、報告書の主張に対して「確認する機会が与えられていない」として具体的な回答を避ける一方、内容を精査し必要な措置を取ると述べています。


出典: OpenAIのAIエージェント、休眠サイトを掲示板化してタスク回答を共有か 研究団体が報告書公開 - ITmedia(Google News: OpenAI、2026-09-05)