Elon Musk氏は、Wikipediaを「Wokepedia」と呼び、Grokipediaは偏りのない知識ベースであるとしています。PCMagの編集チームが初版を調査したところ、無数のページがWikipediaからほぼ一字一句そのままコピーされていると分かりました。
Grokipediaの各ページ下部には、「Wikipediaから適応された内容は、Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0ライセンスの下で提供されています」という免責事項が記載されています。発見された重複ページは政治的な話題に限らず、Nintendo SwitchやMacBook Proなど多岐にわたっています。
Grokipediaは英語記事が885,279本と、Wikipediaの700万本(340言語以上)に比べ規模は小さいものの、AI生成であることをMusk氏は強調しています。ただし、出典の数はWikipediaより少ない傾向があります。例えばNintendo Switchの記事では、Grokipediaが316件に対しWikipediaは522件でした。MacBook Proでは2件と142件の差が開いています。
政治的トピックを含む一部ページでは、記述に違いが見られます。Grokipediaは2021年1月6日の米国議会襲撃を「投票不正の主張の中で起きた暴動」と表現しています。一方、Wikipediaは「2020年大統領選敗北後のクーデター未遂」と記載しています。George Floyd氏の紹介文でも、Grokipediaは「長年の犯罪歴を持つ米国人男性」とし、Wikipediaは「ミネアポリスで白人警官に殺害された男性」としています。これらのページにはWikipedia由来の免責事項がなかったと報じられています。
Wikipediaを運営する非営利団体Wikimediaは、Grokipediaの仕組みを理解するため調査中だと述べています。同団体は「知識は、そしてこれからも常に人間のものである」と強調し、「Wikipediaの人間による知識がAI企業に依存されており、GrokipediaですらWikipediaがあってこそ存在できる」としています。
出典: Turns Out, Wikipedia Isn't That 'Woke' as Grokipedia Rips Off Most of Its Pages(HN 52pt・37コメント)(HN Search (backfill)、2025-10-30)